願わくは花のもとにて

謎の病と難病による入院生活の振り返りとその後の生活

【闘病日記③】原因不明の病ー進まない治療とセカンドオピニオン

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また前回から時間が経ってしまいました。
書こうと思えば書けるはずなのに、なんとなく自分の病気のことを書く、という行為から逃げたくなる


書いていると、当時の苦しかった経験をイヤというほど思い出して
あの時もっとこうすれば、なんて意味のない後悔をしてしまうのです。


でも、書くと決めたからにはやっぱりどんなにゆっくりでも書いていこうと思います


たとえ、一人でも二人でも同じような経験をして苦しんでいる人のために
『大丈夫だよ、きっといつか、今とは違う未来へ向かって行けるよ』って伝えるため

あの頃を乗り越えたからこそ今の自分があることを確認するためにも。

 

初めましての方は、こちらから

 

www.kisaragi10.xyz

※このブログは、私が経験した病や入院生活について

当時つけていた日記をもとに、その当時の様子を振り返りながら綴っていく闘病ブログです

 

検査結果

前回、病院で血液検査と肺に溜まっていた胸水を病理検査に出し、その結果は2週間後に出るということになっていました。

前回のブログに書いたとおり、家に帰ってネットで調べると悪性腫瘍(癌)による胸水の可能性があることがわかり、誰にも言えず不安なまま過ごした2週間。

実家の母には電話で、現在の症状と病院に通うことだけを伝えたのですが、癌の可能性があることについては内緒にしたままでした。

確実な結果が出るまでは、余計な心配はかけたくなかったのです。

 

検査結果を聞きに行く日は、病院が遠かったことと、息苦しさからの体調不良もあったので両親が付き添ってくれることになりました。

 

今までかかったことのない病院なので、待合室にいても落ち着かず、大きな病院ではあるけれど昔ながらの総合病院という雰囲気でたくさんの人であふれていました。

しばらく待って名前を呼ばれると、看護師さんから

『付き添いの方も一緒にどうぞ』

と言われ、一人で入るつもりだった診察室には母が一緒に入り先生からの説明を聞きました。

 

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いろいろ説明された気はするのですが、緊張していたせいか

『がん細胞はみつかりませんでした』

と言われてホッとしたことだけを覚えています。

看護師さんからも、『すごい量が溜まってたんですよ』と母に説明をしてくれていました。

 

癌じゃない

 

それだけ聞いて私自身はとてもホッとして気が抜けたのですが、何も言っていなかった母は驚いていました。

 

進まない治療

癌じゃなかった、それはとても嬉しかったのですが

他の原因を探さなければなりません。

胸水が溜まる原因は他にもいろいろあるそうで、原因疾患によって治療法が変わるので

原因がわからなければ先へ進みません。 

 

それからしばらくは、2週間に一度の通院で検査をしながら経過観察。

あまりに進まない治療と、遠くまで通院することの負担。心配した知り合いに勧められ、週に一度東京から来る先生がいるという地元の病院でセカンドオピニオンを受けることになりました。

 

セカンドオピニオン

セカンドオピニオンとは、患者さんが納得のいく治療法を選択することができるように、治療の進行状況、次の段階の治療選択などについて、現在診療を受けている担当医とは別に、違う医療機関の医師に「第2の意見」を求めることです。

出典:国立がん研究センターがん情報サービス

 

最近では、よく聞かれるようになった「セカンドオピニオン」

病院側でも積極的にセカンドオピニオンを勧めているところもあり、大学病院などにはセカンドオピニオン外来があったりもします。

 

私も知人が勧めてくれた病院へ紹介状を持って受診しました。

結果は、『なるべく早く大きな病院を受診した方がいい』とのことで、その場でこのあたりでは一番設備の整っている病院を紹介してもらい、予約まで取ってもらいました。

 

前回の病院で一度は否定された悪性腫瘍(癌)

時間が経って、再びその可能性が浮上することになりました。

その日は一人で受診していたので、家に帰り母へ電話すると私の不安が伝わったのか

『きっと大丈夫だよ』

と、温かな母の声が聞こえました。

その間も、ゆっくりゆっくり胸水が溜まっていて、少しずつ動くのが辛くなっていました。

 

<次回へ続く…>