願わくは花のもとにて

謎の病と難病による入院生活の振り返りとその後の生活

【闘病日記②】初受診ー結果待ちの不安な日々

 

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はじめに

このブログは、私が経験した病や入院生活について

当時つけていた日記をもとに、その当時の様子を振り返りながら綴っている闘病ブログです

 

一度に書くにはあまりにたくさんのことを経験したので

辛くない範囲で少しずつ更新して行く予定です。

 

このブログへ辿りついたということは、ご自身か、あるいは大切な誰かが今、又は過去に辛い経験をされているのかも知れません。一度に読むのは精神的に苦しくなることもあると思うので、辛くなったらここから離れてくださいね。

 

 

前回のブログ闘病日記【プロローグ】レントゲンに写った白い影 悪夢のはじまり - 願わくは花のもとにて

では、私の闘病生活の始まりについて書いたので、今回はその続き。病院での精密検査と結果が出るまでのこと。

 

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病院での検査初日

画像診断と血液検査

紹介状をもらって、隣接の系列病院へ行くと

その日のうちにCTや血液検査をすることになりました。

 

数時間前まで人間ドックでいろいろ検査してもらっていたので

まるで、そのまま人間ドックが続いているような感覚。

おかげで1日のうちに何度も血液を採取されることに。

 

人間ドックでのレントゲン、病院内でのCTの画像診断結果を見ながら簡単な説明を聞き、

「溜まったままでは良くないから」

と、肺に溜まった水を抜くことになりました。

あまり自覚症状はないものの、肺に溜まったままではいずれ呼吸が苦しくなることも考えられるし

抜いた水を検査することで、より詳しく病気の診断が出来るとのことでした。

 

先に人間ドックで診断してくれた先生から

「まあ若いし、タバコを吸ってるわけでもないから、深刻な病気ではないと思うよ」

と言われていたし、診察に当たってくれた先生からも

「一度抜くと、そのままなんでもなかったように落ち着く人もいるから大丈夫」

と、あまり心配はいらないような口ぶり。

 

言われるがまま、診察室を出て処置室で水を抜くことになりました。

 

見たことのないオレンジ色の液体

 

処置室で検査着のようなものに着替えると

超音波(エコー)の機械で背中から脇の下を見ながら麻酔を打つ位置を決めました

 

肺の水を抜くには、細い針を肋骨から肺を包む胸膜まで刺さなければなりません。

そのための麻酔をするのですが、麻酔そのものが今まで経験したことのない痛さ

痛みで声を出すことすら出来ないほど。

看護師さんが肩や背中をさすって声をかけてくれました。

 

しばらくすると、溜まっていた水が少しずつ側に置かれた容器に溜まって行くのが見えました

ゆっくりゆっくり、1時間弱ほどの時間。

もうすぐ終わり、という頃には肺が膨らんだ影響で咳が出始め呼吸するたびに、咳が出て苦しくなります。

 

普通のエックス線画像で胸水がわかるのは150ml以上たまった場合で、胸部CT画像では少量の胸水でも分かります。

  (出典:一般社団法人 日本呼吸器学会)

レントゲンに写った私の胸水

この日抜けた水は800ml、血液を薄くしたようなオレンジ色の液体でした

 

 

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結果が出るまでの不安

家に帰り、ネットで肺に水が溜まる病気を検索

胸部エックス線画像で異常があり、胸水がたまっているといわれました|一般社団法人日本呼吸器学会

同じような人がいるんだとわかります。

さらに調べると、

肺に水が溜まる原因の多くが、肺結核、腫瘍(ガン)、細菌感染

他にも、免疫疾患や心臓の病気のこともあることがわかり、

血液検査や抜いた水の病理検査で原因がわかると書かれていました

 

原因によって溜まっている胸水の色に違いがあることもわかり

さっき抜いた水の色を思い出していました

あの色・・血液を薄めたような朱色の水

 

頭の中に、“ガンかも知れない”という

大きな大きな不安が黒い雲のようにまとわりつき、急に怖くなりました

 

その日のうちに、実家の母に電話をすると

「何かあったの?」

普段ほとんど電話をしない娘からの電話に、感じるものがあったようです。

結果は出ていないので、もしかしたら悪い病気かも知れないということは内緒のまま

今日の人間ドックのことを話すと、次の受診日には一緒に行ってくれることになりました

 

たった1日でいろいろなことを経験し、疲れと痛みと不安で感情がコントロールできず

その夜は深い深い眠りに落ちていきました

 

 

まだまだ、トンネルの入り口

この先にある真っ暗なトンネルに入って行くことを、この時の私はまだ想像さえ出来ませんでした

 

<次回へつづく・・・>