願わくは花のもとにて

謎の病と難病による入院生活の振り返りとその後の生活

涙なみだの最終回!ドラマ【大恋愛〜僕を忘れる君と】最終話あらすじ&感想

f:id:usagi-on-the-moon:20181216202139j:image

ずっと楽しみに観てきたドラマ

ついに最終回を迎えました。

 

このドラマが始まって以来

“少しずつ壊れていく自分”

というものを、自分の身に重ね

病に侵されていくことの悲しみ、切なさ、悔しさと

大切な人を支えて見守っていくことのやり切れない思い、苦しさを感じてきました。

そして

いつも真司の優しさに包まれることでホッと癒される

そんな時間でした。

 

それでは感動の最終話あらすじからどうぞ

 

大恋愛最終話あらすじ

f:id:usagi-on-the-moon:20181216204543j:image

書き置きを残し、尚が出て行ったことに気づいた真司は

大慌てで家族や知り合い、警察へ連絡をする。

恵一がいなくなったことで、いつになく大きな声を出してしまったことを悔やむ真司。

 

そんな中、侑市の開発した認知症の新薬が正式に承認され、メディアに取り上げられるが

この薬がもう少し早ければ

と真司は複雑な思いを抱え素直に喜べずにいた。

 

母の反対を押し切って結婚した侑市は、父親に促され薫を連れて久しぶりに実家を訪ねる。

最初はギクシャクした雰囲気だったが

ドレスデザイナーでもある侑市の母は、いつのまにか薫のドレスを作っていた。

わだかまりが解け、穏やかな表情の母親に

薫も嬉しそうにお礼を言いつつ、尚の行方がわかるまでは式はあげないことを告げた。

 

尚を探し、訪れた介護施設で、真司は偶然松尾と再開する。

松尾はすでに真司のことを忘れ

食事にも介助が必要な状態ではあったが

真司の目にはその姿が幸せそうに映り

尚もどこかで幸せに暮らしているなら、探さない方がいいのかと思い悩む。

 

「何がなんでも探したいというのはお前の自己満足だ」

引っ越し屋の先輩、木村にそう指摘されるが

「なにもかも捨てて来てくれて、子どもを産んでくれた女に二度と会えないのは寂しい」

と涙を浮かべる。

 

数ヶ月後

行方不明者を探すテレビ番組に、尚の母が出演し情報を呼びかける。

放送後、真司のもとへ尚の居場所がわかったと連絡が。

車を走らせ向かった先

小さな診療所で尚は暮らしていた。

 

尚に近寄り声を掛けるが

「先生にご用ですか」

と、尚は真司のことがわからない様子。

 

尚が家を出た日

真司の小説に描かれていた大きな煙突に似た煙突の見える診療所にやってきた尚は

自分の病気のことを診療所の医師に伝え

5千万円の通帳を見せて、死ぬまでここにおいて欲しいと頼んだと言う。

 

診療所に来た時に、預けていたカバンの中には真司の書いた本と

1台のビデオカメラが入っていた。

ビデオには、たくさんの恵一の姿の他に、

尚が家を出てからのことを話す映像がいくつか残されていた。

 

家を出た日のこと

真司の本の感想

少しずつ記憶がなくなっていくことを話す尚の姿。

「真司好きだよ」

と笑顔で話す尚、そして

最後の映像には

「真司に会いたい」

と。

涙を堪えきれない真司に

尚さんと話したらどうかと言う先生。


f:id:usagi-on-the-moon:20181216204631j:image

海辺で一人遠くを見つめている尚に

「初めまして」

と声をかけ、持ってきたアップルパイを一緒に食べる。

食べ方すらわからなくなっている尚は、真司の食べる様子を見て真似をする。

 

真司が書いた小説「脳みそとアップルパイ」を出すが

「本読めない」

と言う尚に

「僕が読んでもいいですか」

と、本を朗読し始める真司。

 

書かれているのは真司と尚の出会ったときからの物語なのだが

忘れてしまっている尚は

小説の中に出てくる【間宮真司】の名前に何かを思い出したように

「間宮真司」

とその名をつぶやき、時折笑い声をあげながら楽しそうに聞いていた。

 

恵一に

母親は宇宙人に連れ去られアンジェリカ星に行った

と教えている真司。

 

尚に会わせるために恵一を連れて行くことにしたが

母親に会っても初めて会ったふりをするように教える。

 

恵一の顔を見ても思い出せない尚は

「初めまして」

と挨拶する。

 

出来るだけ会いに来るので、このままここにいさせて欲しいと医師に頼み

真司は時々尚に小説を読み聞かせていた。

 

別の日

真司は尚を連れ東京へ。

よく行ったあの居酒屋には、尚の母や真司の友人たちが集まっていた。

「こんにちは」

と母が声をかけても

「どちら様ですか」

と全く思い出すことはない。

 

「こんにちは、尚さん」

と挨拶する恵一に

「お母さんは?」

と尋ねる尚。

「遠くへ旅に行っている」

と答える真司。

「寂しくないの?」

「寂しくないもん。だってお母さんもうすぐ帰ってくるから」

と答える恵一を見て、涙を流す尚の母。

 

お茶碗に小さなサイコロを入れ、楽しそうに遊ぶ尚と恵一の姿を

複雑な思いで友人たちが見守っていた。

 

時は流れ、また別の日

いつものように浜辺で小説を読む真司。

尚の病気がアルツハイマーに進行したその日の出来事を読む真司に合わせるように

「よろしくお願いします」

あの日のセリフをつぶやいた尚。

「やっぱり真司は才能あるね、すごい」

微笑みながら見つめる尚を抱きしめる真司。

 

この瞬間は神様が僕らにくれた奇跡だったのかも知れない。

それから1年後、尚は肺炎で亡くなった。

 

5年後

大きく成長した恵一

尚の好きだった黒酢ドリンクがたくさん冷蔵庫に入っている。

 

出版社から送られてきた新刊を1冊取り出し

尚の写真の前で

「尚ちゃんのことはこれで終わり。もう書かないよ」

とその本【大恋愛〜僕を忘れる君と】を尚に見せる。

 

思い出の中。

出会った日、尚が真司の小説を読む姿、絶賛する声

そして目の前の仏壇。

ウエディング姿で幸せそうに笑う尚…

 

The end

 

最終話の感想

f:id:usagi-on-the-moon:20181216202211j:image

泣きました。

もうずっと泣きっぱなしの最終話でした。

 

何もかも、忘れてしまったんですね。

母親も、愛する夫や自分が産んだ子どもさえ、忘れてしまう。

それがアルツハイマーという病気なんですよね。

 

少しずつ症状が進行していく中

この物語がハッピーエンドになるとしたら

どんなカタチなのか?

そう考えながら観てきましたが

 

最後に、ほんの少しでも

尚が真司を思い出す瞬間があって良かったです。

尚の中で、真司という存在がどれだけ大きかったのか…

 

たとえ記憶がなくなって

忘れてしまっていたとしても

大切な人たちにもう一度会って、話ができた。

 

でも、せめてもう一度だけでいいから

自分の子どもを抱きしめることが出来たら良かったのに、と思ったりもします。

 

ドラマは終わってしまいましたが

強く心に残る作品でした。

フィクションではありますが

真司と恵一くんが、この先幸せな人生を送っていくことを願っています。