願わくは花のもとにて

謎の病と難病による入院生活の振り返りとその後の生活

【闘病日記⑦】<ステロイド服用記録>45mg飲み始めからの1週間

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台風はゆっくりゆっくり進んでいるそうで

私の町は思ったほどの影響はないのですが

こんな日は、めまいがつらくなるので出来るだけ家で静かに過ごしたいです。

 

そういえば入院中に、『嵐の日の朝は患者さんが体調悪くなることが多くて』

看護師さんが話していたのを思い出します。

 

今日からしばらく、このブログはステロイド服用中の体調変化や入院生活のことを中心に書いていきます。

当時の精神状態や、何を考え何が辛かったのか

当時の日記をそのまま綴った方が伝わりやすいと思うので、日記を書き写しつつ

時間が経った今だからこその思いを付け加えながら綴っていきたいと思います。

 

ステロイド45mgの体調変化

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ステロイド服用を開始してからの数日は

飲んでいる私も担当の先生も看護師さんも、みんなが神経質になっていた気がします。

 

血液検査も頻繁にあったし、毎日の検温、血圧、週に一度の体重測定

ちょっとした数値の変化。

神経質にならざるを得ない状況だったのかな?とも思うけれどあまり神経質になると疲れます。

 

ステロイド服用前に、担当医師や病院の薬剤師さんから薬を服用する上での注意事項や

出て来るであろう副作用のことについて詳しい説明をされました。

あまりにいろんなことを聞かされたので、怖くなって自分でもネットから情報を集め

恐怖心、絶望、覚悟

いろいろな感情の入り混じるスタート。

 

『眠れなくなる人もいますから、あまり眠れないようなら眠剤出します』

と言われたこともあり、初日の夜はいつも以上にドキドキで薬とか関係なく寝不足になりました。

 

不眠症は、ステロイド服用の方にはよくある副作用なのでしょうね。

『眠れる?』という質問はそこからしばらくの間よくされて

実際服用から1ヶ月ぐらいで本当に不眠症になって眠剤を処方してもらうようになりました。

 

前回のブログでも書いた通り、薬の副作用が出るまでには少し時間があります。

45mgなんていう多量の服用だからといって、飲んですぐ変わるわけではないのです。

 

ステロイド服用にあたり、自分で調べて気をつけなければ、と思ったことが3つありました

 

1)脂質の代謝異常

ステロイドにより、体内に入る栄養素の消化分解、代謝に関わるホルモンの働きが過剰になったり不足したりするせいで、様々な影響が出ます。

脂質の代謝異常もそのひとつ。

コレステロールや中性脂肪が増えやすくなり、増えた脂肪は体の中心(お腹周り)につきやすくなる。

“ムーンフェイス”は代表的な副作用

食欲アップにつられて食べすぎるとますますひどくなるので、食べすぎには気をつける。

 

2)電解質の代謝異常

電解質って何だ?という感じではあったけど調べた結果

『カリウムを放出し、ナトリウムを貯留するためにむくみやすくなる。』

ということだった。

塩分に注意し、カリウムを含む食べ物を積極的に摂るように!

大豆製品が良いらしく、毎日豆乳を飲むようにしていました。

 

3)糖代謝異常

糖分代謝に係るインスリンの働き、反応が変化するようで

血糖値が上がりやすくなるので、糖分摂取に気をつける。

 

身内に糖尿病の人がいたりすると、遺伝的にも糖尿病リスクが高くなるようで

実際他のステロイド服用されている方のブログでも、糖尿病を発症したと書かれていた方もいました。

 

幸い私の身内には親戚も含め糖尿病の人はいないので、そのリスクは低いと思ったのですが

もともと甘い食べ物が好きでよく食べていたので

ステロイドの服用が終わるまではおやつは食べないと誓いました。

 

指先を針で刺して調べる血糖値の検査もよくやりましたが

大量に服用していた最初から飲み終わりまで血糖値の異常はなく、副作用も心配ありませんでした。

遺伝的に糖尿病リスクはなさそうです。

 

食べ過ぎ注意


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気をつけるものばかりだったけれど、とにかく食べ過ぎないことを意識しました。

入院中は病院食できちんとカロリーも塩分も計算されていたし、

もともと食が細く、病気のせいでさらに食欲が低下していたので

そこまで神経質にならなくても良かったのかも知れない。

 

担当の先生、薬剤師さんから

『ステロイドのせいで食欲増進すると思うけど、おやつの食べすぎには注意してくださいね』

と言われていたけれど、普通の病院食でさえ完食することはありませんでした。

 

他の方のブログを読むと、皆さん食欲旺盛になって病院食では足りないとか

食べても食べてもお腹が空く

というコメントをよく見かけたのですが

私はお腹が空いて困ることは一度もありませんでした。

 

ちょっと珍しい体質なのかも知れないし、胸水が溜まって苦しかったせいかも知れない

理由はわからないけれど、逆に食べられなくて苦しみました。

 

服用5日目の日記より

手、足がいつも熱っぽい。

今日も朝発疹で痒かった。

食欲はまだ出てこない。むしろお腹が張って苦しい。

 

親、家族はやっぱりとてもありがたい。

話をして笑い合う。それだけで気持ちがとても楽になる。

笑顔でいられること、それが一番大事

 

そうでした。

ステロイドを服用している間、体温が上がるのか手の平がいつも熱くて

眠る時はベッドの柵の冷たいところを探していたのを思い出します。

 

そしてこの頃から、いつか退院した時のためにと

毎日の病院食メニューを、この日記の下に書き写すようになりました。

カロリーと塩分量までキッチリと。

 

退院するまで続けたのだから、我ながら決めたらとことんやるこの性格に驚きます。

飲み始めて1週間、重大な副作用が出ることもなく、体質的に副作用の軽い方なのかな?

なんて軽い気持ちだった自分に呆れるくらい

そこからの日々はどんどんつらくなっていきました。

 

 

<次回へ続く…>

 

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