願わくは花のもとにて

謎の病と難病による入院生活の振り返りとその後の生活

病気と家族のサポート-長い闘病生活を乗り切るために

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アラフォーの私ですが子どもはいません。

時々、結婚して子どもを産んで

人並みの家庭を持って、両親を安心させてあげたかったと思うことがあります。

 

けれど

大病を患った時

子どもがいなくて良かった

とも思いました。

 

昨日、堀ちえみさんが舌癌を公表され

末娘さんの言葉に勇気をもらい、手術を受け辛い闘病生活を送る決断が出来た。

と、癌の告知を受けてからの心境がいろんな番組で報道されていました。

 

大きな病気

癌や命に関わる病気になった時

そのとてつもなく大きな“病気”という敵に

人は時に闘う意欲さえ失ってしまうことがあります。

 

それでも

もっと生きたい

病気に負けない

と、その力を与えてくれるのは、かけがえのない家族なんだと感じます。

 

そして

辛く長い闘病生活を支えてくれるのも

やはり家族

 

私が病気で入院していた頃

先の見えない闘病生活は、本当に心身共に辛いものでした。

 

そんな時

もしも私に自分の子どもがいたら

この子のために、何としても生きなくちゃ

と思っただろうと考えることがよくありました。

 

けれど

それとは真逆に

もしも子どもがいたら、どんなにその子を悲しませてしまっただろう?

とも思いました。

 

自分のことで精いっぱいで、いつ退院できるかもわからない。

治るのかどうかもわからない。

 

起き上がることさえ出来なかった時期のことを思うと

やっぱり

子どもがいなくて良かったのかも知れない。

そう考えてしまいます。

 

そんな私を支えてくれたのは

両親や弟

やはり家族でした。

 

母は、どんどん弱って痩せていく私を見て

『代われるものなら代わってあげたい』

とよく口にしました。

 

口数の少ない父も

お見舞いに来るたびに

『絶対に良くなる』

と元気付けてくれました。

 

弟は、食欲のなくなった私のために

少しでも食べられるようにと、毎回いろんな物を持ってきて

平日は、メールで私の弱音をよく聞いてくれました。

 

生きているのが辛くなったことも何度もあります。

でも

“両親より先には死ねない“

こんなに心配ばかりかけて

親孝行らしきことはまだ全然していないのに

先に死んだら、それ以上親不孝なことはない。

そう思いました。

 

退院したら

家族みんなで美味しいものをたくさん食べよう

 

それが、当時の私の目標でした。

そのために

辛い投薬も副作用も断薬も

そして数度の手術も

乗り越えました。

 

今でも

孫の顔を見せてあげたかったな

と思うことはよくあります。

 

でもきっと

子どもを持たない生き方もあります。

孫の顔は見せてあげられなかったけれど

その分、私自身が両親と過ごす時間を大切にしよう。

1分1秒でもいい

両親より長く生きる

 

そのために、自分の体を大切にしようと思います。